じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@JUGEM

とりあえずJUGEMに引っ越してみました。
中年内科医の特記事項のない日常を書いています。
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2016.01.03 Sunday | - | - | -
「人生の電車男」も半ばを過ぎて
 8時に家を出て、バイト先病院へ。一週間間隔が空いたこともあり、ものすごく忙しいのではないかと予測していたが、まあ平常営業という感じ。これなら時間内には終わりそうだな、と喜んでいたら、PHSが鳴って、入院されている方のエコーをお願いします、とのこと。うーん、入院している人ならなおさら、主治医がやればいいと思うのだけれどなあ。一年目の研修医が主治医ってわけじゃないみたいだし。そんな不満を内包しつつ、患者さんにはなるべく丁寧に説明しながら検査をする。でも、手術後の方でよく見えなくて四苦八苦。
 ようやくエコーを終えて所見をカルテに書いていると、お気に入り看護師さんが入り口から顔を覗かせて、「先生、私、今日で病院辞めるんです」という衝撃的な科白を口に出した。「えっ…どうして?」と本来なら聞くべきではないようなことを尋ねてしまったが、どうも結婚の準備のために退職、ということらしい。僕の週に一度のオアシスになるために、この病院にいてもらうわけにもいかないし、ましてや寿退職であれば、祝うべきことなのかもしれないが、ずっと「感じのいい人だなあ」と思っていただけに、いなくなってしまうのは残念だ。「思っていただけ」では、いかんともしようがないのも事実だけど。ただでさえ足が重くなるこのバイト先病院に来る理由が、またひとつ減ってしまった。
 ショックを隠しつつ一通り仕事を済ませて、お昼過ぎにバイト先病院から帰宅。途中の本屋で「電車男」が平積みになっているのを見つけ、嬉しくなってつい購入。新潮社+平積みなんて、電車男も出世したもんだなあ、と偉そうな感慨にふける。
 夕方からは当直先病院へ。ここ数日は落ち着いた様子だったので多寡をくくっていたら、やっぱりその安定期を打破するのは僕の仕事だったようで、ちょっとバタバタになってしまった。ようやく部屋に戻り、「ファイヤーエムブレム」で行き詰っていた面をクリアーしてから就寝。
 布団をかぶったら、なんだかいろんなものを中途半端にしたまま年ばかりとってしまっているような気がしてきて、なんともいえないいたたまれない感情が押し寄せてきた。それでも、明日はまた顕微鏡を覗かなければならないし、診断の期限や論文の下書きがある。「やらなければならないこと」を抱えているというのは、余計なことを考える時間が少なくなるという点では、幸せなことなのかもしれない。 
2004.10.31 Sunday 18:52 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「誰かに頼むこと」もラクじゃない。
 所見会の日なので、8時半に出勤。9時から所見会と医局会。そのあと標本作製室の整理をみんなでやっていたら、いつのまにかお昼に。お昼ごはんを食べて大きめの臓器の診断を2つほど終えたら、カルテ室から電話。僕を名指しでご指名だったので、何事かと思って出たら、ちょっと前に頼んだ研究用のカルテの用意ができたので、とりにきてください、とのことだった。それって普通、届けてくれるか医局の秘書の人が取りにいってくれるものなんだけどなあ、とは思ったものの、居候としてはそれを言い返す気力もなく、「わかりました」と答えてカートを引いて、雨のなか取りに行く。あとで医局の秘書さんに謝られたのだけれど、考えてみればあんな雨の中、他人に重くてめんどうなことをさせたと自省するよりは、自分で重くてめんどうなことをやってしまって、かえって気がラクなのかもしれない。もっとも、こういうふうに「他人に物事を頼めない」性質というのは、大勢の人と一緒に仕事をしなくてはならない大人としては、あまり好ましいことではないだろう。重いカルテ運びなんかはともかく、仕事によっては、こちらは「大変だからやらなくていいよ」と思っているようなことでも、相手は「仕事を信用してくれない」なんて不満になっていたりもするものだし。
 せっかく大事な資料を借りてきたので、気合を入れてカルテ調べ。確かに、こういうのは自分で運んできたメリットなのか、いつもより集中して仕事ができるような気がする。せっかくなのでと24時までカルテ整理をやって、吉野家で豚丼を食べて帰宅。夜の吉野家には海外からの水商売の女性が多い。あれはロシア語なのだろうか?牛丼販売停止以来、全体的にお客が減っているようなので、閑散とした店内に響くわからない外国語というのは、なんだか異国上にいるような気分。家に帰って、25時に就寝。
2004.10.30 Saturday 13:49 | - | comments(0) | trackbacks(0)
それが「教育者のつとめ」だと言われても(1)
 7時半に当直先病院を出立。もう10月も最終週だから当たり前なのだけれど、朝の空気は冷たい。車で研究室に直行し、実習の準備。心配していた後から出てくる筋肉痛もそれほどではなかったのだが、実習室に集まった先生たちは、みんな医局旅行の疲れが出ている様子。お昼に帰ってきたので、かえって昼寝して夜眠れなくなってしまった人もいたみたいだし。
 毎回のことだが、どうも調子が出ないまま実習。本当に他人に教えていると、自分がいかに理解しているつもりになっているだけなのかがよくわかる。一緒に実習をやっている先生にところどころお願いしつつ進めた。
 お昼過ぎに外の病院から電話がかかってきて、症例報告に病理医の名前を入れたいのだが、という問い合わせだった。ただ、それに名前を入れるには、該当する学会の会員でなければならないらしい。僕は資格を持っていないから上の先生の名前を入れることになるのだが、「うちの研究室として、学会費を払ってまでそこに名前を入れる必要があるのか?」という話になり、向こうの先生とこちらの板挟みになってしまった僕としては、ただでさえ実習であわただしいのに大ストレス。考えてみれば、僕の名前が載るわけでもないのに、まさに無駄無駄無駄。結局、費用は向こうで負担していただければ名前を載せてもいい、という話になった。
2004.10.29 Friday 11:16 | - | comments(0) | trackbacks(0)
それが「教育者のつとめ」だと言われても(2)
 それから実習のまとめ。一応レポートを書かせて回収してから終わりなのだが、ひとり真面目な生徒がいて、なかなかレポートが完成しない。「自分で納得できない」ということでペンが全然動かないのだ。「あわてずやっていいよ」とは言ったものの、ひとりを1時間も待っていると、正直辛い。これも仕事だというのはわかっているのだけど、今の段階で100%理解するなんて無理なんだから、ある程度妥協してくれないかなあ、とか思ってしまう。教師失格。教える側になってみると、先生が「できる生徒」を贔屓しがちな心理というのも理解できる。「結果」が出やすいほうが、教える側としても充実感を得やすいしね。いや、あまり小難しいことばかり聞いてくる学生というのも、それはそれで大変だけど。
 実習疲れもあり、今日は早めに21時に帰宅。ハンバーグを食べて帰る車の途中で、西武の日本一(パリーグ2位)を知った。中日ファンはあれだけ盛り上がっていたのだし、本拠地で50年ぶりの日本一になりたかっただろうになあ。もしかしたら、中日の選手たちには、あの大応援はかえってプレッシャーになっていたのかも。ブーイングは辛いだろうが、応援されるのだって辛いときもあるのだ、たぶん。8回の松坂の登板には、ラジオで解説していた権藤さんが「こんな点差の開いた場面で、若いピッチャーを酷使するなんて許せない」というような話をしていて、僕は半分だけ頷き、でも、僕があの場面で投げられるなら選手生命が終わってもいいんじゃないかな、と考えたりもした。
 家に帰って、少しだけ本を読んで24時半に就寝。
2004.10.29 Friday 11:15 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「恥を知る男」の勝利のブルース(1)
 ホテルで7時半に目を覚まし、酔い覚ましに大浴場へ。まだ浴場は空いていて、のんびりと入れた。このくらいの外が少し肌寒いくらいの気候のほうが、露天風呂には気持ちがいい。昨夜の夕食に引き続き、今ひとつ物足りない感じの朝食を摂って後片付けをし、バスで今日の目的地のビール園へ。ビール工場見学のあと、できたてのビールの試飲。正直、びっくりするほど違う、ということはなかったが、確かにスッキリしていて飲みやすい感じがする。日本酒でも、「良酒は水の如し」とか言うしなあ。それから園内でバーベキュー。とはいっても、僕がイメージしていたアウトドア系の「野外バーベキュー」というよりは、「時間制限の厳しい焼肉食べ放題」+新鮮なビール、というものだったが。試飲の分も合わせて、計ビール2杯。当直がなければもっと飲んだくれたいところだったけど、当直の前にも一仕事あることだし。
 昼食後、14時に帰着して解散。この時間ならば、買えるかな?と心配していた菊花賞の発売に間に合いそう。今回は人気馬がみんな不安を抱えていると判断し、三振かホームランかのつもりで3連単で勝負。ハーツクライとか、いかにも差し届かないとか、母系のトニービンはあまり菊花賞に向かない(というか、東京コース向き)と思うのだが、やっぱり3着以内となると外せない気がしてくる。
 そのほか、ホオキパウエーブ、ハイアーゲーム、スズカマンボまであらかじめ決めていて、後1頭をオペラシチーかデルタブルース、と考えていた。オペラシチーは馬体も締まって適度に気合も乗って、いい感じをぶんぶん振りまいていたのに対して、18番目に出てきたデルタは、+10kgでのんびりボチボチ歩いている、という感じ。鞍上岩田は追える騎手だとは思っていたものの、菊花賞は初騎乗ということもあり、前走乗った岡部が「先々は大きいところでも勝負になる」と言っていたので、まだ無理かな、という判断。ただ、気にはなったので、前述の5頭の3連単ボックスにデルタ-ハイアーゲームのワイドだけ買い足しておく。
2004.10.28 Thursday 13:12 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「恥を知る男」の勝利のブルース(2)
 パラパラと手拍子が起こる場外馬券売り場で、久々に生でG1観戦。スタート直後にコスモバルクが飛び出し、場内は「あーっ…」という「まさか」と「やっぱり」が入り混じったような歓声が上がった。レースはそのままコスモバルク先頭で進んでいったのだが、前々で揉まれずに流れに乗っていたデルタがいい感じ。あと、オペラシチーが待ちきれない、という雰囲気で早めに仕掛けて上がっていって、これも良さそう。
 最後の直線、早々にバテるかと思っていたコスモバルクが粘るところを岩田のデルタブルースが満を持して、とばかりに交わし、先頭に立った。場内は、「デルタブルース?!」というざわめき。僕もまさか!と思いつつ、「せめてハイアーゲーム来て!」とあとでVTRで確認すると、そのころには直線の内々で勝負の蚊帳の外に置かれてしまっていた馬を応援していた。最後に内からホオキパウエーブが突っ込んできて2着を確保し、3着は写真。スローで見るとオペラシチーとコスモバルクの3着争いということは確認できたので、馬券は外れていたのだがいくらつくのか気になって判定を見守る。
 馬連1万数千円、3連単は12万円!
 ああ、僕にもう少し勇気と馬を見る目があれば、憧れの100万払い戻しも夢じゃなかったのになあ…とはいえ、選んだプロセスを考えると、どう考えても取れなかった馬券なので、仕方ないのだけれど。それでも、「どうせ穴狙いなら、ハーツクライはいらなかったなあ」とか、パドックでスズカマンボちょっと入れ込んでいたよなあ」とか「どうしてハイアーゲームなんて買ったんだ…」とか、後悔というのは尽きないもので。意気消沈しつつ家で「ドリーム競馬」を見直していたら、岩田騎手が「がんばりました!」とインタビューに答えていた。がんばりすぎです…
2004.10.28 Thursday 13:10 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「恥を知る男」の勝利のブルース(3)
 後で岩田騎手の話の詳細を読むと、彼は今年の春の天皇賞、あのイングランディーレが大逃げをうち、そのまま膠着状態でゴールまで大差をつけて逃げきってしまったレースのあと、ただひとり「こんなみっともないレースをしてしまって恥ずかしい、申し訳ありません」とコメントしていたのだ。彼がそのとき乗っていた馬は、あまり有力馬とはいえないヴィータローザだったのに。それに比べて、中央競馬の「名手」たちはみんな「これが競馬だ、今日はしょうがないね」とか「流れに乗れなかったね」とか「こういう展開では、動けなかった」とか、馬券を買っている側とすれば「何それ?」と思うような御託(というより言い訳)を並べていた。たぶん、地方騎手でそんなにチャンスをもらえるわけではない岩田騎手が、いちばん切実に悔しがっていたのだろう。そして、彼は春の経験をこの菊花賞で生かし、早めにコスモバルクを捕まえにいって、ひたすらにデルタブルースをゴールへ押し続けた。そうだよなあ、確か春の天皇賞のあと、僕は岩田のこのコメントに感動して、この気骨あるジョッキーをあらためて見直したはずなのに、菊花賞初騎乗、とかいうデータに踊らされてしまったなんて。こんなふうに、僕はいつも肝心なことを肝心なときにすっかり忘れてしまっているのだ。馬券は外れたが、岩田騎手の勝利には、本当に「おめでとう」と言ってあげたい。いつまでも、その気持ちで乗り続けてほしいなあ。僕の本音としては、馬券も当たっていれば万々歳なんだけどねえ。
 それから当直のバイトに出発し、日本シリーズを観てから「ファイアーエムブレム」。今日は調子が悪くて、後一歩のところで味方が敵の弓で射られたりしてイライラ。早めに寝てしまうことにして、25時に就寝。
2004.10.28 Thursday 13:09 | - | comments(0) | trackbacks(0)
ぼくらが山に登る理由(1)
 今日から医局旅行。昨日までの学会疲れもあり、ましてや今年の医局旅行のテーマは「山登り」なので、全く気乗りはしなかったものの、さすがにここまで来てドタキャンするわけにもいかないので、重い体を引きずって集合場所へ。結局今回も集合時間ギリギリ。席に座ってバスが出てしばらくすると、例年ならバスの中で酒盛りが始まるのだが、これから登山ということでみんな大人しく席に座ってお菓子などをつまんでいる。僕もとりあえず水分補給だけして、眠って体力補給。
 お昼前に目的の山の麓に到着。ここで「登山組」と「観光組」に分かれる。一ヶ月前、幹事に「山、登りますよね?」と問われた際に、いい気になって「フッ、このエアーズロック帰りの山男の実力を見せてやるぜ」なんて吹いてしまったために、ここで大後悔時代を迎えることになってしまった。でも、一応トレッキングシューズも履いてきたし、ここまで来たら登るしかないんだよな、と自分に言い聞かせる。
 そしてついに、標高1200mの地点から、登山開始。なんと、いきなり急な階段が延々と続いている。おまけにボスは登山靴を履いた完全装備で、どんどん先に登っていってしまう。幹事によると「この山のなかでは、いちばんの初心者用コース」なのだそうだが、僕はもう「キャプテン翼」の三杉くんのように心臓の限界を感じてしまった。実は、この登山ルートは最初に急角度で上に登って、それから頂上までは比較的ゆるやかな登り、という構造になっており、そういう点ではエアーズロックに近い感じ。とはいえ、それがわかったのは登り終わった後のことで、最初の急勾配を登っている最中は、「こんな急坂が頂上まで続くのか…」とかなりくじけそうな状況だったのだが。
 結局、急坂が終わった時点で2人がリタイアし、僕はボスたちの先頭グループから離れた後続グループで、ぼちぼち登ることになった。でも、その急勾配が終わってからは、ところどころに急なアップダウンはあるものの、そんなにキツイところはなく、周りを見る余裕も少しずつ出てきた。山の一部にだんだん赤みがかかってきていたり、雲海の隙間から街が見えていたり。
2004.10.27 Wednesday 20:12 | - | comments(0) | trackbacks(0)
ぼくらが山に登る理由(2)
 自然というのは、自分に引き受けられる範囲のものであれば、やっぱりいいものだ。なんだか自分が解放されたような気分になるし、ちょっとひんやりとした空気も美味しい。行き交う登山者たちが、みんな「こんにちは」と挨拶してくれるので、僕たちも不慣れながらも「こんなちは」とぎこちなく返しながら進む。
 頂上の手前まで来て、お昼の弁当摂取。「やっほー!」と半分照れながら叫ぶ人々。それから、また急な坂になっていたものの、あとひとふんばりして、なんとか頂上まで。ここまで来たら、頂上に登らないわけにはいかないし。
 頂上で記念撮影をして、15時くらいから下山。行きに比べたら、心臓はラクだけれど、下り坂は転げ落ちないように足を踏ん張りながら降りないといけないので、膝と足の指が痛くなってくる。少しずつ日も傾いてきたが、それでもまだ登ってくる人がぽつりぽつり。それにしても、ボスは健脚で、最後まで全然追いつかなかった。
 あと、子供にもけっこう会ったのだが、こんなキツイ山道なのに、みんな元気そうでビックリした。いや、子供なりに疲れているのかもしれないけど。あと、犬もみんな街中で見るより元気そうだったなあ。
 16時半に麓にたどり着き、一緒に上った人たちと健闘を称えあう。なんだか、急速に仲良くなったような気がする。売店でソフトクリームを食べていると宿から迎えの車が来て、本日の宿舎へ。
 まず大浴場で汗を流して横になり、それからテレビを観ながらウトウトしかけていたら、「新潟で強い地震」というニュースが。宴会直前にこういうニュースが流れてくると落ち着かないけれど、とりあえず宴会場へ。
 宴会は、食事は質・量ともにいまひとつだったものの、幹事の尽力もあって、久々に上から下まで大盛り上がり。こういうときにみんなで楽しく飲めるこの研究室の雰囲気は、すごく良いよなあ、と思う。先日の学会での話では、いずれにしても来春にはここを離れないといけなくなりそうなので、笑いながらちょっとしんみりしてしまう。
 そのあと、簡単に2次会をやって、さすがに今日はみんな眠くなってきたということで、24時に散会。部屋に戻って同僚の先生たちと人間関係談義をやりつつ、いつのまにか就寝。
2004.10.27 Wednesday 20:11 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「バッテリー切れ」に対する期待と不安
 8時半に出勤。今日は朝一で週に一度来られる御大に疑問の症例の標本を診ていただき、その足で学会に行くつもりだったのだが、御大は今の赴任先での仕事が忙しく、お昼くらいにならないと来られない、とのこと。どうしようかな、今日はもう学会行くのやめてここで仕事しようかな、と悩んだが、一度学会気分になってしまうと、せっかく着てきたスーツで顕微鏡を覗くというのもなあ、という感じ。そこにちょうど、一緒にその問題症例を診ている上の先生が来られて、「先生、俺が一緒に診ておくから、学会に行ってきていいよ」と仰ってくれた。申し訳ないなあ、と思いつつも、結局学会に行くことに。ところが、今日は車で行こうと思ったら、エンジンがかからない。まだ買ったばかりなのに…と愕然としつつディーラーに電話をしたら、バッテリーが上がっているのではないか、ということだった。そんな原因になるような、ライト消し忘れとかはないはずなのになあ…と悩みつつ、y嬢の車を借りてブースターで充電。「僕はバッテリーが上がるようなヘマはしていないはずだ!」という気持ちと「でも、バッテリーじゃなかったら、大変だよな…」という不安におそわれつつ、エンジンをかけてみたら、ブルルルン、という音とともにエンジン始動。助かった…と運転席でため息をついたら、室内灯が点いているのが目に入った。やっぱり僕の不注意だったらしい。かなり遅い時間になってしまったが、学会に行くといって出てきた手前、このままパチンコに行くわけにもいかないので、学会会場へ。知り合いの先生の発表を陰ながら見守り、シンポジウムを聴いて、早めに帰る。遅刻+早退じゃ、どうしようもないのだが。
 家に着いたらなんだか疲れ果ててしまって、「幻想水滸伝4」をまたしばらくやって、シャワーだけ浴びてから就寝。
2004.10.26 Tuesday 12:26 | - | comments(0) | trackbacks(0)
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